中学で視力を悪くしたころ、遠くをみなさい、といわれました。
名古屋育ちでしたが、
おかげさまで緑に 囲まれた暮らし。
やさしいきみどりにいやされ、日々のびやかに、濃くなっていく緑。
感嘆。
口をあけてながめていたら、こんな一節にであいました。
私たちがみている「緑」の起源は果たしていつに遡るのでしょうか。
人間の祖先はおよそ180万年前に発生していいます。
一方、植物は数億年前、古生代にその起源があります。私たちはそんな緑のゆりかごの中から生まれてきたのです。日頃当たり前のように目にしている緑たちには、想像を絶する歴史があり「生き物」としてのくくりでいえば大先輩なのです。
四季の移ろいの中で私たちが「美しい」と思う感情は長い歴史の神秘に触れたときの煌めきなのです。
これは、長野県にある「大鹿村の100年先を育む会」が発行する「リニアを考える新聞」からの引用。
リニアを歓迎する報道もあったりしますが、煽動のように感じました。
私は、利便性だけのために これ以上 自然をこわしたり、電気を使いすぎるリニアには
反対です。そんなに急がなくてもいいじゃないか。見直しましょう。暮らしを。