2013年6月20日木曜日

トラゼミ 大集合

 大学のときのゼミの集まりが毎年この時期に。
 
私は違う科からおじゃましたが、本当にすてきな教授とゼミだった。

すでに亡くなられているが、児童教育学科の森田乕三郎先生とおっしゃって、白髪がお似合いで、にこにこしたお顔を思い出す。めがねの奥の優しい瞳。ゼミ生は とらの子 とよんでくださってた。一番覚えているのは、物事は簡単にあきらめず、1000回挑戦してだめだったら
その時はじめてあきらめろ、みたいなメッセージ。

100回じゃなくて1000回なのが とら先生だなあ、とあの頃思った。

 この言葉にその後何度も励まされた。

亡くなる前、入院先にお見舞いにいった時、

先生が老いてしまう、というさみしさを感じることさえ失礼な、不思議な感情を覚え、
 先生という人間の尊厳を感じた鮮明な記憶がある。

ゼミ生や仲間たちはツワモノ揃い。
学生の頃は ひとみしりのはげしかった私。
なのに、今はみなさんに会えるのがうれしくてうれしくて。

しあわせだった~