2014年3月11日火曜日

3月11日に このうたを。

3年前の 今日。
東日本大震災。
 
いまだ行方不明の いのち と家族。
ふるさとを 失ったひとたち。
ふるさとに 帰れない ひとたち。
みえない 放射能。
 
  
  
ドリカムのこのうたを 記します。
 
  
      さぁ 鐘を鳴らせ          作詩  吉田美和
 
 
「もしも」はなくて「もう一度」もなくて 「巻き戻し」も出来なくて
夢の中でも 震える手は止まらなかった
 
言葉にならない 想像さえ追いつかない 出会いと別れ
自分自身で 思い知るしかないようなこと
 
なんてキツいんだろう これが生きるということなら
すべて投げ出したくなる気持ち それでも抱えたら
 
さぁ 鐘を鳴らせ ちからふりしぼれ それだけが
今日を越えていく唯一の術なら 今は
一日ずつ一日ずつ 響かせていくしかないから
 
どこでもない場所に永遠に放り出されてしまって
どう叫んでも呼びかけても 答えはない
 
なんて難しいんだろう これが生きるということなの?
何もなぐさめにならない この現実を抱えたら
 
さぁ鐘を鳴らせ ちからふりしぼれ それだけが
もう会えない人に届く術なら 今は
一日ずつ一日ずつ 響かせていくしかないから
 
いつか わかる日まで いつか 立ち向かえる日まで
いつか ここまで来たって思える日まで 言える日まで
 
さぁ鐘を鳴らせ がんがん打ち鳴らせ それだけが
どうにもならないこの気持ちと 歩く術なら
そして 生きると誓え 生きると打ち鳴らせ
また会う日まで また会える日まで
 
鐘を鳴らすから 鳴らし続けるから