2013年6月7日金曜日

アフガニスタン 山の学校の子どもたち

学生時代から 詩集や写真集が好きになった。
文字が少ないせいか?
その中の一人、長倉洋海さんの『アフガニスタン 山の学校の子どもたち』(偕成社)
 
 
長倉さんは、世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を見つめてきた人。
1980年からアフガニスタンの取材を続けている。
 
朝早くから仕事をし、終えてから1~2時間かけて学校へ行く。
お昼まで勉強し、家路につき、帰ってからも 家族と仕事。
 
中学に入った娘と 一緒にページをめくったが、食い入るように写真に見入っていた。
 
あとがきがつらかった。
全校児童168名の学校で 48名の父親が戦争で亡くなっているのだそうだ。
地域には病院もなく、厳しい暮らし。

ものがなく、ひろったペットボトルを 筆箱にしていた写真。
当たり前のことは なにひとつ ないのだ。
たくさんの写真が心に 焼き付けられた。